BO3形式のET制を敷くに当たっての注意点
2017年2月8日 ポケモンカードゲーム珍しく連投でございまする(*’-’)b
今回の内容もゲスいのでポケカでは触れたくなかったのですが…
最近、世界大会で使われるBO3形式を見習って日本も徐々にそうしよう的なノリになっています
そこで、自主大会を開くにあたっての注意点です|ω・)
先日行われた大会では、BO3形式かつ時間切れの場合エキストラターン制(0→3ターン)を実施していました。
純粋なジムバトルでもエキストラターン(ET)はたまに敷いてる場所もありますが…
ETを使う場合、原則的にプレイヤーは時計やストップウォッチ等のタイムを測ることを禁止にしないといくつかトラブルの要因になります。
原因は時間切れの際の処理とターンプレイヤーについてです。
純粋にプレイしていれば、ターンプレイヤーのプレイ途中にコールがなるのですが…
プレイングの一つとして扱われてしまうのが、残り時間僅かな時に技宣言をしてターンを渡すという行為です。
ポケカは1ターンの制限時間が無いので露骨な遅延でない限り両プレイヤーに委ねてます。(ルールに明文化されてたらごめんちゃ)
と言うことは、プレイ速度の緩急で時間を多少支配できてしまいます。
その場合、ET直前で相手にターンを返してETを1ターン分優位に勧めることも出来てしまう事になります。
ポケカは原則的に1ターンに1度しか攻撃をすることが出来ないため、ゲームの終盤になるほどETの1ターンの重みは変わってきます。
特に最近のゲッコウガやジュナイパー等のばら撒きデッキに関しては1ターンの猶予で巻き返しを図ることも可能です。
又、善意、悪意の無い場合でも問題になるのは時間切れのタイミングよる問題です。
ポケカは技の宣言の後、ポケモンチェックを挟んでからターンが変わります。
しかし、ET制の場合、ポケモンチェックの際の時間切れはどちらのターンからETが始まるのか?と言う話になります。
ポケモンチェックは特殊状態の場合、コイントスに入ります。ポケモンチェック中をどちらのターンとして扱うかによってチェック時のコイントスを故意にミスをするプレイヤーがいないとは限りません。
こうした事からプレイヤーが秒単位で残り時間を把握してしまうことは、純粋なBO3の練習のためなら問題ありませんが、ET付きの大会では悪意あるプレイングになってしまいます。
正直、ポケカプレイヤーがそういう行為をするとは思いたくありませんが、自主大会は金銭が絡む大会です。
勝ち続けることで賞品や名声が手に入るので、勝ちに拘りを持つプレイヤーからしたら、今の内容は当たり前の行為だと思ってる人も中にはいるかもしれません。
純粋に競技を楽しみ、本戦に向けて望んでる人からしたら、は?って思うかもしれませんが、TCGによってはプレイングの一つと捉えられてた頃もあります。(現在ではタイム図る禁止等の追加あり)
ETを取り入れることは、プレイ速度をもう少し早めればこういう結果になってた等の、時間配分に対する意識や、引き分けを減らすことにより順位を決めやすい等の利点もありますが、先ほど記載した内容のように、そういう考えを持つ方がいるかもしれないと言うことを念頭に置いて、トラブルが起きないように事前に細かいルールを打ち合わせしておく必要があるので注意してください|’ω’)ノ
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